都市空間生成研究室10期で学部3年生の鈴木優那さんが、研究室を飛び越えて東京都練馬区で地域に倉庫を開くプロジェクトを展開し、イベント開催しました。今回は鈴木さんによるイベントレポートです!

Fluctイベント イベントレポート 鈴木優那(10期)
イベント概要
タイトル:「今日だけのまちの中庭。」
日時:2026年7月25日(土)16時~20時
場所:ハウススタジオ fluct」東京都練馬区豊玉北2-8-3
主催:creaft(東京都市大学都市大学都市生活学部都市生活学科 鈴木優那・関川あかり)
協力:株式会社rope
今回は様々なご縁があり、普段は撮影スタジオなどとして使われている倉庫を地域に開く空間として活用していきたい、という株式会社ropeさんの想いからどのように活用していけるのか第一歩として、イベントを開催させていただくことになりました。7月中に取り壊されてしまう予定の倉庫のため、持続的な空間として活用し続けることはできませんが、今後空間を活用する事業にどのようにかかわっていけるのか考える1つのきっかけとして開催することとしました。

当日の空間のレイアウトです。いつもは閉ざされているこの空間にどうしたら人は興味を持つのか、という視点を大切にしました。外と内の壁をなくし、自然に接続させれば、少しでも入りやすくなるのではないかと考え、接続の手段として、外と内の中間空間である駐車場の活用や、普段は外にあるテントを内に持ち込むことで外から内のギャップを減らす、といった方法を考えました。また、事前調査によって明らかになった、風がよく通る空間、ということを活用して、天井から布を垂らして風をより感じられるようにしました。

当日は、親子連れを中心に散歩途中の方や、帰宅途中の近所の方々が来てくださりました。感想ボードには、「異世界観を感じられる空間」、 「日常の中の余白」といった声が寄せられ、それぞれが思い思いの時間を過ごしている様子が印象的でした。
また、日中はシャボン玉などを楽しみながら屋外で過ごす来場者が多かった一方で、夕方から夜にかけては倉庫内でゆったりと過ごす人が増え、時間帯によって空間の使われ方が大きく変化する様子を実感しました。
■昼の様子



■夜の様子




今回のイベントを通して、イベントの魅力はコンテンツそのものだけではなく、空間構成や家具配置、動線計画、内外のつながり方など、空間デザインによって大きく左右されると強く感じました。また、来場者の多くは散歩や帰宅途中に立ち寄っており、この空間においては「人が立ち寄りたくなる空間」をつくることが集客につながる重要な要素であることも明らかとなりました。
今後はイベントの企画だけではなく、場所の調査や空間デザイン、行動分析まで一体的に行うことで、地域や事業者とともに、人が集まりたくなる場づくりに関わっていきたいと考えています。
最後に、イベント企画当初から全面的に関わってくださった株式会社ropeの石上彰さんをはじめ、creaftと彰さんをつないでくださったりゅうくん、DJの小布施悠太くん、プロジェクターの山中流杏くん、茣蓙を貸してくださったなぎささん、家具を貸してくださった東京都市大学建築学科の皆さん、都市生活学科の高柳教授、中島教授、木村教授と研究室メンバーに加えて、当日の朝からもたくさんの方々に準備を手伝っていただきました。心より感謝申し上げます。