千代田区駐車場計画策定

中島准教授が学識経験者として参画する千代田区駐車場整備計画検討委員会で検討を進めていた千代田区駐車場計画が2021年7月に策定されました。

千代田区駐車場計画は、従来の千代田区駐車場整備計画を改定し、駐車場整備計画として必要な「駐車場整備」だけでなく、「駐車場の運用等」に関する事項も加え、区の駐車場のあり方を定めています。

さらに「ウォーカブルなまちづくりに寄与する駐車場のあり方を目指す」と示しているように、駐車場の量的な整備から、適正配置等の質的な整備へと大きく展開しています。千代田区内への来訪した駐車場から地域へと下車した後のまちづくりとの接続を計画に盛り込んだ点が大きな改正点です。

現在、研究室で取り組んでいる神田ウォーカブル研究会での議論もこうした施策展開との連動を今後さらに考えて、地域のウォーカブルビジョンの検討を関係する方々と連携して進めていきたいと考えています。

千代田区駐車場計画についてはこちらをどうぞ!

計画策定に先駆けて、策定途中段階で日本建築学会のWebメディア『建築討論』に掲載した記事はこちらです。

「駐車場付置義務緩和による都市収容最前線レポート 建築討論039|202001|特集:オーバー・アコモデイティング・シティ」『建築討論』日本建築学会、2020年1月1日



千代田区商店街振興組合連合会代表理事の秋山さんとは本会が最後のご一緒したものとなってしまいました。もっと一緒に千代田区や神田のまちのことを議論したかったです。

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