【渋谷PJ】渋谷パブリックライフリサーチを実施しました!

2025年2月8-12日に渋谷で開催されたアートとテクノロジーのフェスDIG SHIBUYAにて、開催期間の公共空間の利活用実態を調査する渋谷パブリックライフリサーチに都市空間生成研究室として参加してきました。

本プロジェクトは、DIG SHIBUYA2025の会期中に、ゲール・アーキテクツによるリサーチメソッドやツールを活用して人々の滞留や移動に関する調査を行います。ここでの調査を元にさらに渋谷のまちづくりに活用していくものです。

本リサーチは日本側のリサーチパートナーとして、都市空間生成研究室と西村亮彦先生の国士舘大学都市デザイン研究室が協力しています。主催は、一般社団法人シブヤ・スマートシティ推進機構、共催はゲール・アーキテクツ&読売広告社都市生活研究所という官民学連携体制で実現しました。

学生たちが参加した調査は全部で4つ。

1つ目はパブリックライフ調査で、ゲールアーキテクツが開発したアプリケーションを用いて、渋谷の路上を往来する人々の様子を観察調査します。これまでのゲールアーキテクツが展開してきた街路観察調査をICT化して、リアルタイムで集計し、調査者のタスク管理するもので、初めての参加者でも簡単に調査参加できる優れものでした。

渋谷の路上から往来の人々を観察する。

2つ目は、街頭インタビューということで渋谷の来街目的や街のイメージなどについてインタビューしました。インバウンドの外国人旅行者も多く来られている渋谷ならではということで、そうした方たちにもインタビューしました。

インタビューツール。指さしでもコミュニケーションできる対面インタビューシート。

3つ目は、アイレベルシティウォーク調査という街散策調査です。担当した学生は渋谷を自由に散策し、写真撮影によって渋谷の街の特性を探る調査です。これもゲールアーキテクツが開発したリサーチアプリを使用して、普段見慣れた渋谷の街を改めて写真撮影してコメントしていきました。

そして、4つ目は、ポストカード屋台調査です。DIG SHIBUYAのイベントで路上に設置された国士舘大学都市デザイン研究室の屋台をベースに、来場者にポストカードにメッセージを書いてもらう調査で、学生たちは道行く人に声をかけて、参加してもらいました。

たくさん書いてもらいました!
当日、たくさんの視察も来ていただき説明する中島准教授

また、中島准教授はゲールアーキテクツ、ヨミコーメンバーと一緒に渋谷区の方たちとフィールドワークも行いました。現場で様々に渋谷のまちづくりやまちの現状についてディスカッションしました。

今回のパブリックライフリサーチは、来年度から本格的に合流する2年生(9期生)にも参加してもらい、事前レクチャーから食らいついて、がんばって調査してくれました。早々によいスタートを切ることができました!

関係者の皆さま、ありがとうございました!

次は、最終報告会です。

カテゴリー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です